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運用の始め方・儲け方

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流動性で何が変わる?
FX取引のおける流動性
流動性(リクイディティ)とは換金のし易さです。取引量が多い事を流動性が高いと言います。取引量が多いということは売買したいときに好きなだけ取 引が行えます。しかしFXの場合、取引量は取引システム上で確認できない事が殆どです。株式取引であれば、取引価格帯別に注文数量が提示されているため、 どれぐらいの数量を成行で売れば平均でいくらぐらいで約定するか推測が出来ます。FXでは取引数量が明示されていない為、なかなか実感しにくいこともあり ますが、基本的には銀行やECNなどに直接注文が発注できるSTP方式であればFX取引にも株式取引と同様に各価格帯に注文数量が存在します。注文数量が 多ければ流動性が高いと言えますが、流動性はFX業者によって異なります。流動性はFX業者が投資家の注文を流す銀行等のリクイディティープロバイダーの 数や規模に比例します。
80社以上の参加金融機関
CAPITAL4Cでは80社以上の金融機関の流動性が提供されています。しかし、流動性そのもののメリットは1000~数十万通貨程度の注文の場 合は実感できないかもしれません。CAPITAL4Cでは大口投資家やマネージドアカウント(PAMM)、ヘッジファンドなどの大口注文を想定して流動性 を確保しています。その為、数百万~数千万通貨程度の注文数量の場合は流動性が低いケースとくらべて平均約定価格が大きく変わってきます。
マーケットデプス(DOM)
価格帯別の注文数量が表示されている注文パネルをDOM(Depth Of Market)またはマーケットデプスと呼びます。主な使用目的は注文数量を見てどの程度の注文を出すといくらぐらいで平均的に約定しそうか確認する為に 使用します。株式取引の様に相場の方向性を予測する為に使用する目的ではあまり使えません。マーケットデプスには全ての金融機関が全ての注文を表示してい るわけでは無く、非表示の注文も実際には存在しているからです。従って、大口注文を行う投資家以外はあまり使用する機会の無い機能とも言えます。 CAPITAL4CのProtraderでは注文パネルに注文数量を入力すると平均約定価格の予測を自動で計算してくれる機能がついています。 Protraderのマーケットデプスは大口注文を行う投資家向けに個別に機能を表示させる為、使用したい場合は個別に問い合わせする必要があります。た だしマーケットデプスは通常のプライスデータの5倍近いデータを受信するためご使用の通信環境によっては遅延の原因になるので注意が必要です。
FX業者のシステム障害とは何が起ってるのか?
システム障害と対策
機械を使用している以上、必ず故障などは発生します。これをいかに投資家に感じさせずに、かつ低コストに運用するかがFX業者の課題となります。冗 長化(バックアップ)はキリがないと言われており、どの程度の品質で妥協するかが各FX業者のスタンスと言えます。なぜなら、これらの設備投資は投資家の 取引コストに直 接影響があるためです。CAPITAL4Cでは99.99%を最低ラインとして99.999%の稼働率を実現するための体制を構築しています。
データセンター内にある機器の故障(サーバー、ルーター、電源、スイッチ等)
サーバーはパソコンと同じです。24時間使い続けていてるので経年すればするほど、故障する確立が高くなります。その他の機器も同様です。 CAPITAL4Cではこれらの機器については全て冗長化と言い、バックアップを準備しています。片方の機器が故障した場合はすみやかにバックアップに切 り替わるようになっています。
「銀行とFX業者間」、「FX業者と投資家間」のインターネット回線
銀行とFX業者間のインターネット回線は複数回線で冗長化されています。CAPITAL4Cでは企業努力で稼働率を高める事ができる箇所であるため Internap社の技術を導入することにより、実際にこの間の通信がインターネットの障害によって途切れた事はありません。現在の稼働率は100%で す。一方で、通信障害の多くは投資家のPCからFX業者へのアクセスに使用するインターネット回線になります。今後の課題はいかにCAPITAL4Cとし てこちらの通信環境も企業努力によって改善できるか検討中です。
銀行側のサーバー障害
決して少ないとはいえないのが、原因不明の金融機関側の障害です。具体的な事が明らかにされることは殆ど無いため、対策は難しく複数の金融機関に接続することにより回避を行います。しかし、時に1つの金融機関の障害がFX業者側のシステム全体に影響を及ぼす事もあります。
取引高の急増によるシステムダウン
指標発表時などは注文処理数が急増します。パソコンの処理能力が一時的にオーバーしてしまいフリーズしてしまう事があります。無事、バックアップのサーバーに切り替われば大きな影響はありません。
アプリケーションレベルのバグ
取引システム(MT4やProtrader)やその他アプリケーション自体に誰も気がつかないバグ(不具合)が隠れており、何かの拍子に表面化する ケースです。アプリケーションを開発した企業が修正する他ありません。バックアップのサーバーに切り替わっても不具合が解消しない事も考えられます。どの 様なアプリケーションでも大なり小なりバグは常に存在し、表面化しても全体に影響を及ぼさないものも多く、投資家サイドでは気がつかない事もあります。ア プリケーションを開発した企業は常にバグフィックス(不具合の修正)を行っています。従って、時間の経過によって常に良好な環境になる性質の障害です。
一般的には以上のようなケースがシステム障害と言われる中で多いケースです。
両建て時の証拠金は完全相殺
CAPITAL4Cでは両建てが可能ですが、両建て時に気になるのが証拠金の扱いでしょう。
例えば以下の様に
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USDJPY 1ロット 買い (必要証拠金1万円)
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USDJPY 1ロット 売り (必要証拠金1万円)
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の2つのポジション保有した場合
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必要証拠金が「2万円」 ⇒ それぞれのポジションの証拠金が必要。
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必要証拠金「1万円」 ⇒ 片方の証拠金だけ必要。(STANDARD ECNタイプ)
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必要証拠金「無し」 ⇒ 売り買い完全に相殺される。(TRUE ECNタイプ)
おおまかには上記の3種類のいずれかを採用しているFX業者がほとんどですが、投資家にとって資金の自由度を考えれば、完全に相殺された方が最も資金効率は良いと言えます。相殺によって生まれた余力は使っても使わなくても良いからです。
CAPITAL4Cの場合、アカウントタイプによって証拠金の相殺割合が異なります。ので最新の取引条件は直接WEBサイトをご確認下さい。
両建ては週末のマーケットが終わる時に週末をポジションを保有したまま持ち越す場合などに使用します。例えば2014年3月時点のSTANDARD ECNタイプでは週末はレバレッジは30倍になってしまうため、必要証拠金が200倍の時よりも上がり、強制的に決済をされてしまいます。これを両建てす る事によって、回避させる事も可能になります。
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約定速度で何が変わる?
FX取引の約定速度について
FX取引において約定速度が異なると、どの様な差が生まれるかご存知でしょうか?実は約定速度はスプレッド以上に取引コストに大きく影響します。 例えば指標発表時などで大きく価格が変動するようなケースで、指標発表の結果から明らかにUSDJPYが円安方向に動く場面だったとします。この様な場合 であれば、いかに早くUSDJPYの買いポジションを持てるかが重要です。なぜなら0.1秒も違うと大きく値動きをしているからです。これはロスカット時 にも同じ事が言えます。約常時のスプレッドがどんなに狭くても約定速度が遅ければ、遅い分だけスプレッド以上に損をしている可能性が高いと言えます。これ はFXの仕組みを理解していなければ感じることが出来ない、かつ重要な問題といえます。
価格表示と注文約定までの流れ
以下は仕組みを理解して頂くためNDD、STP、OTCの区別を付けずに簡素化して記載しています。FX業者は銀行などから価格情報を取得し投資家に配信します。投資家はPC上で閲覧した価格をもとに発注を行います。
これらのデータ通信は全てインターネット回線を使ってやりとりされます。この際、価格データや注文データが目的地に到達するまでの時間は距離に比例 します。距離が遠ければ遠いほど、遅延が発生します。また通信速度の早い回線であれば遅延は少なくなります。わかりやすく言うと、10mbpsより 100mbpsの方が早いといったイメージです。
従って、約定速度を早くするという事は遅延を無くす=距離を縮めて、使用するインターネット回線の速度を早くする。ということになります。
サーバーを最適な場所に設置する
FX業者が約定速度を早める事でできる努力のひとつが銀行のサーバーの近くにFX業者のサーバーを設置するという事です。FXに関して言うと価格を 提供する銀行等はニューヨークやロンドンに集中しています。CPITAL4Cの場合、取引している金融機関の多くがニューヨークにサーバーを設置している 為、同様にニューヨークにサーバーを設置しています。サーバーは、データセンターと呼ばれるサーバー専用のセキュリティや電源設備の整った倉庫に保管され ます。このデータセンターの場所が約定速度の違いを生むポイントでもあります。
信頼のEquinix NY4(エクイニクス)
Equinix社は世界で最も信頼されているデータセンターのひとつです。 800社以上の金融サービス、120以上の取引所がEquinix社のデータセンターにサーバーを設置しています。その中でもニューヨークの「NY4」は 最も金融機関に使用されているデータセンターのひとつです。約定速度を向上させるにあたって銀行等の金融機関と同一データセンター内にサーバーを設置する 事は最大の効果を発揮します。
ニューヨークだと日本から遠くないか?
金融機関とFX業者の距離が縮小される一方で日本やアジアなどからは遠いのではないか?という疑問をお持ちの方も多いかと思います。CAPITAL4Cに限定して説明させて頂きますと、現在、日本からは成行注文の場合は約0.08秒程の約定速度となります。指値注文の場合は0.002秒程度。この時点で日本のFX業者と比較して圧倒的な約定速度かと思います(日本では0.2秒前後で超高速等の表現を行っているようです)自動売買を使用する場合はEquinix NY4のVPSを使用すると成行注文でも0.002秒程度の約定速度まで向上します。
銀行(サーバー)--価格情報(Bid/Ask)--> FX業者(サーバー)--価格情報(Bid/Ask)-->投資家(PC)
銀行(サーバー)<--約定(到達時点の価格)<-- FX業者(サーバー)<--発注(表示価格)<--投資家(PC)
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DMA(Direct Market Access) ダイレクト・マーケット・アクセス
DMA(=Direct Market Access) ダイレクト・マーケット・アクセスとは、おおまかには注文者が仲介者を介さずに取引所に直接注文を発注する形態を言うが、FX取引の場合 は取引所という概念は、ECNとなる為、ECNへの直接発注することをDMAと表現できる。
例えば、CAPITAL4Cの場合はC4CExchange℠というECNがあるが、投資家がProtraderを利用してC4CExchange℠に発注する事をDMAと呼べるという事になる。
DMAはのメリットは約定速度が早い事と約定率が高い事が最大の特徴である。FX取引において、約定拒否を避けるならばDMA方式を利用すべきこと は明白である。CTA(商品投資顧問)などの機関投資家は通常、ECNへのDMA方式を使用して取引を行う。通常、個人投資家が利用するような OTC(DD/NDD)方式は利用しない。
DMAの際に重要なのは流動性である。約定の信頼性と取引コストが流動性で決定するためである。より多くの取引参加者が参加しているECNである事 が望ましい。ただし、取引手数料との兼ね合いも含めて、最終的な取引コストを考える必要が有るため、流動性のみで判断できるものではない。
DMA方式のECNを比較する場合は、以下の3点を総合的に検証する必要がある。
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流動性=参加金融機関数(大まかな判断材料として)
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取引手数料
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スプレッド
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平時の取引で数百万USD単位の発注を行う場合は、流動性も若干影響してくるが、数十万USD程度の発注であればさほど、差は無い。ただし、価格が大きく変動する際は流動性が少ないとその分、スプレッドが開くので注意が必要。
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投資のリスクについて
・マネージドアカウントは、元本が保証される商品ではありません。
・マネージドアカウントの純資産価格は、投資対象となるFX・CFD・有価証券(株式・債券等)等は、株式指標等の値動きにより変動しますので、お受取 金額が投資元本を下回る場合があります。
・投資対象となるFX・CFD・有価証券(株式・債券等)等は、株式指標等の発行者の信用状態の変化等や、取引が十分な流動性の下で行えない(流動 性リスク)等を原因とした値動きにより変動します。
・外貨建て資産に投資するものは、この他に通貨の価格変動(為替変動リスク)により純資産価額が変動しますので、お受取金額が投資元本を下回る 場合があります。
・外貨建てのマネージドアカウントの場合、純資産価格も外貨建てで表示されるため、外貨建てで元本を上回っていても外国為替相場の変動により、純 資産価格の円貨換算が円による投資金額を下回る場合があります。
・マネージドアカウントの運用による利益および損失は、マネージドアカウントをご利用いただきましたお客さまに帰属します。